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やすもん  黒崎 in 1976 20歳の夏 2-1

「1976年の夏、暑い日。
折尾の○筑○館という予備校に通っていた私は、
夏期講習を午前中で終え、大都会黒崎へ向かって
いた。
予備校から折尾駅へ向かう途中で同じ予備校へ通う
○野○子さんと遭遇。
当時、彼女にホの字であった私は、気持ちとは裏腹に
素っ気ない態度でやり過ごす。
後悔、後悔・・・話したかった・・・後悔。
折尾ではJRに乗らず西鉄電車で黒崎へ。
なぜか西鉄は冷房車が多く、快適だった。
黒崎に来た目的は、【唐そば】である。
何故か 定期的に無性に食べたくなる時がある。
黒崎に着いたのが13時前。
このまま唐そばへ直行してもいいのですが、まだまだ満員で入れない可能性が高い為、時間を潰す。
黒崎駅の横のリ-バイスに行ってお金無いのに、ジ-ンズ拝見。
飽きたので、そのまま 東洋劇場(ストリップ小屋)の横にある楽器店へ。
ここは、いつもギタ-の弦が30%オフの為、1本購入。
その時、風体の悪いお客が来て 主人に「いつもの」
と言って、現金を・・・。
主人は黙って、白い粉の入った袋を男へ・・・。
後日分かったのですが、その店は麻薬の取引場所でした・・・恐!
弦を買った私は、駅横に出来たラ-メン屋・・・味噌・塩・豚骨・醤油 と
何でもあるラ-メンやでした・・・に見向きもせず、井筒屋の本売り場へ。
予備校生なので、私を賢くしてくれる本を探すが、見つからず・・諦めて
唐そばへ・・・14時過ぎなのにまだ満員。
もうちょっと我慢・・この時点で大盛りにする事に決定。
更に時間潰しの為、津川組の前にあるJUNの店へ。
欲しい、カッコイイ・・・しかし高い。
散々見て、店を出る。
見上げると、津川組の2階から刺青の肩を出しで 窓から乗り出して下の通りにニラミを効かせているお兄さんと目が合う・・・恐怖頂点!!
足早に唐そばへ。
流石に15時前で空いていた。
席に着き、大盛り発注。
何と言っても メニュ-は
ラ-メン、ラ-メン大盛り、おにぎりだけのシンプルな構成。
あと、席にゆで卵がカゴ一杯置いてある。」
2015.3.5
「ゆで卵を一個取って、アルミの灰皿に剥いた殻をいれて、直接 塩をふりかけて
パクリと食べる。
腹減っているから格別にうまい。
でも、すぐに シャックリ。
水を飲んで治まった所へ、大盛りラ-メン登場。
いつもの太ったおばちゃんが親指をス-プの中に入れて持ってくる。
汚いのだろうが、当時はあまり気にしなかった。
むしろ、あの指から豚足の出汁が出ていると言って笑っていた。
旨い、実に旨い。
実は、唐そばのス-プは昼どきに一番おいしい様に調整されている。
開店の時は少し薄めで、次第に煮詰まって、昼がベストの濃さになる。
それを過ぎると16時にス-プを足すまで、次第に濃くなる。
自分的には15時頃の濃さが一番好みなので、ベストの状態・・・。
更に、唐そばの大将は、一人ひとりに合わせて塩味を調整していた。
どういう事かと言うと、汗をかいた労働者風のお客さんは塩味を強めにして、女性客にはあまり効かさない・・・とか。
だから、これはあのお客さん、こっちはあの学生さんとか細かく指示をしていた・・・凄いよねえ。
しかし、2階を増築したら2階まで目がいかない為、2階で食べるラ-メン
は微妙に美味しくなかった。
唐そばはチャ-シュ-も麺も自家製で美味しかった。
…・渋谷の唐そばは・・・
2~3回しか行った事ないので、あまり良く分からないのですが、黒崎に比べ薄いというか甘いというか、ちょっと物足りない感じでした。
明らかに味が違う感じです。
やはり東京用にアレンジしたのかなあ・・・。」
2015.3.5

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